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2005年5月23日

2005/06/17に『シチズン・リテラシー』出版記念シンポジウムを行います。  

「ジャパニーズ・デモクラシーの構築に向けて
     民主主義と教育、公共、個人について考える。
       『シチズン・リテラシー』出版をとおして」

 日本は、政治や政策、法律などがなかなか身近なもの、自分の生活と密着したものとしては感じられない社会です。それは、社会や民主主義のあり方、そこにおける市民の役割などについて、現実をふまえながらその基本的かつ根本的なことを具体的に学んだり、考えたりする機会が不足しているからではないでしょうか。

 欧米や新しく民主化した東中欧の国々やアフリカなどでは、「市民としての十分な役割を果たし得るような知識・態度・スキルを体得するための教育」として市民教育や政治教育が体系的に行われてきています。

 また、アメリカにはアメリカンデモクラシー(アメリカ型民主主義)、英国にはブリティッシュ・デモクラシー(英国型民主主義)の土台と社会的蓄積があります。ところが、日本では「ジャパニーズ・デモクラシー(日本型民主主義)」というものの具体的経験や知見の蓄積があまりないように感じます。

 今回のシンポジウムでは、日本の民主主義社会やそこでの市民の役割、市民のリテラシー、それを身に付けるための教育について、みなさまと一緒に考えていきます。ご参加をお待ちしています。

■参加パネリスト(予定)
コーディネーター:鈴木崇弘元大阪大学特任教授、
阪大フロンティア機構副機構長
パネラー:村尾信尚関西学院大学教授、
「もうひとつの日本を考える会」座長
川北秀人IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表
打越紀子元埼玉県北足立郡吹上町議会議員、
東京新聞女性レポーター
成田喜一郎東京学芸大学附属大泉中学校副校長、
中央大学非常勤講師
ほか豪華ゲストによるトークを予定しています。

詳しくは こちらをご参照ください。

投稿者 masami : 2005年5月23日 01:07

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