みんなで市民社会をつくろう、というキャッチフレーズのもとに、まちづくり・くにづくり・ひとづくりを考えるページです。
シティズンシップ教育ネット citizenship.jp

横浜ワークショップ

2003.2.11 じゃけん寺本

参加者 
本牧班大久保河合小山尾崎白井松井裕唐沢
根岸班山之内寺本近藤宮本津波秋久保冨田

ねらい
 今回は、市民サポートチャンネルとのコラボにより、横浜の本牧において、ファシリテーター育成と本牧の本格的まちづくりワークショップの予行演習として,ワークショップを行いました。
 たんだん開かれた活動になってきました。一応,予備調査も行い,2つのコース設定を行い。それぞれが発表し会う形式としました。
コース
1.本牧コース  マイカル〜三渓園商店街〜三渓園コース 
2.根岸コース  森林公園〜山元商店街

根岸コースのお宝をいくつか紹介します。
森林公園 根岸競馬場跡
商店街の元気なおばちゃん
外人に道を教える山之内副代表

室内作業の光景です。

参加者コメント集

河合
昨日はお疲れ様でした。みなさんの力で成功裡に終わり、恐悦至極でございます。歩きすぎで足の痛い人はいませんでしょうか?楽しく歩けましたから、辛さとは無縁だったとは思いますが、いかがでしょうか?
 しかし、打ち上げの席で、そんなに真面目なふりかえりの場が展開されていたのは露知らずでしたが、改めて自己紹介をした中で、大久保代表の力強いビジョンが聞けたのは、大収穫でございました。残念ながら参加できなかった方、どんな内容かって?それは、ライブで直接お聞きくださいネ。
 マネージメントとしては、費用の算出が予めできており、事前に告知できていればよかったと思います。
 地域的に広範囲で、フックがゴロゴロしていたので、時間的にタイトになったこともあり、流し気味になってしまったことも残念でありました。
ファシリテーターとしては、事前に地域の歴史・背景を把握しておくべきだったかな、と反省しております。
今後、CSCでは、山手地区のプロジェクトをやっていきますので、皆さんまたよろしくお願い致します。

秋久保
昨日は、楽しい企画に参加でき十分有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。
 「お宝君困った君」は、参加者すべての人の個性を引き出すことのできるこころ温まる「優しい」WSであると思いました。
 また、WSを通して、個々の個性を引き出しながらも、その中で如何に合意点を見出し、相手のことを考えながら決定事項を作れるか考える、つまり意識することなくプチ社会生活の縮図の体験としてよい教育プログラムであるとも思いました。(私の言いたいことが、うまく伝わるといいのですが・・・。)
「大人」の方々との交流だけでなく、子供と呼ばれる年代の人と一緒にこのWSを是非やりたいと思います。

白井
昨日はおつかれさまでした。参加者のみなさんご協力ありがとうございました。長文になりますが、ご容赦下さい。
 初参加でしたが、本当に楽しく町を散策する事ができ、纏まった人数で回ると、それぞれの視点が、異なるので今までにない発見ができました。

以下気づいた点を列挙します。
(1)時間及びコース範囲・・丹念に散策すると時間がかかるので、コース範囲と散策に要する時間については、検討の余地がある
(2)役割分担・・役割分担については、事前に参加メンバが確定している場合は、ある程度決めた方がよいのでは
(3)塾生以外の参加者がいる場合・・塾以外の人を参加を募って、ワークショップを行なう場合は、事前に行なう内容についての説明会を行なう必要があるのでは
(4)費用について・・参加費\2,000は適当か。参加人数・内容よるので今後検討する必要性があるのでは(会計報告は早めに行います)
 地元住民の参加は、今回調整できませんでしたが、今度は地元住民にも参加してもらって実施したいと考えております。
 また、早い段階で子供や学生に参加してもらいたいと考えています。
我々にはない豊かな想像力が子供には備わっているので。
 既成の概念を取っ払う事は、良い町づくりを考えるには重要だと考えていますし、社会に毒されていない子供の意見は、新しい町を作っていく上では、必要不可欠だと考えております。
 具体的な策は、まだ出来ていませんが、ご協力宜しくお願い致します。
当面は、山手から町づくりを行なったいき、最終的には根岸・本牧まで、足を伸ばして、地域に貢献したいと考えております。
 昨日は、大久保代表のビジョンを聞く事ができ、改めて理念を共有できたと私自身感じました。今後も、市民主導で、自立と共生ができる町づくりを目指して活動を展開していきますので、協働させて下さい。宜しくお願い致します。

山之内
WS参加の皆様お疲れ様でした。
参加メンバーの高い市民意識と天気に恵まれ、非常に実り多いWSだったと思います。ありがとうございました。 (振り返りにあまり参加できなかったのは大変残念でした。どのような議論があったのかはどなたか教えてください)
個人的な振り返りとしては、運営面で事前に参加者の連絡先などを押さえておく,事前準備不足(事前にマイカル本牧方面しか歩いていない),英語の流暢さが足りないなどでしょうか。

寺本
> ブレストをどのようにさせるかが課題でしょうか。というご意見への回答です。
 そうなんです。ここからが重要です。普通のワークショップは,どういう計画を作れるかというところが目的ですが,ここでは,それはただの結果でしかありません。参加者それぞれが,市民として動いてみようという気になることが重要です。ですから,みんなで,ゴミを拾おうという,といった,かわり映えのしないものでも,参加者自らが,今日から動いてみようという計画なら,大成功となります。
 そのために,ファシリテーターは,全員の意見の引き出しや,批判型・依存型の意見の抑制,等々,いわゆる良い意味で熱くなるようなファシリテートが必要となります。まだまだ訓練ワークショップが必要だと思っています。